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昔から好きだった叔母と一つになれた日

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今年も桜の咲く季節になると思い出す。
五歳下の母の妹、叔母との忘れられない思い出がある。

小柄で痩せ型の、近所で評判の美人だった。
いつも笑顔の優しい叔母だった。

私が小さい頃から、わが子のようにかわいがってくれた。
母よりも大好きな叔母だった。

我が家を離れて東京の大学に入学して、2年目の春に不幸は訪れた。
叔母のご主人が仕事中の事故で急死した。

母から知らせがあって、いそいで実家に駆けつけた。
アルバイトばかりの生活で実家に帰るのは、2年ぶりだった。

葬議場の棺の前に、愁傷しきった叔母の姿があった。
叔母の笑顔しか記憶に無かった私には、悲しみに暮れるその姿に涙が溢れて
止まらなかった。

少しでも叔母の悲しみを和らげることが出来るなら、何でもしようと本気で思った。

葬儀も無事終わり、数週間が経った。
叔母に子供はいなかった。

誰もいない家に帰っても、誰も待つ人もいない、かえって寂しさが増すばかりだった。
叔母の家は、実家から1時間ほど離れた山間の村だった。

しばらく実家で過すことになった。

大学は2月の中旬から3月いっぱいは春休みなので、いつもこの時期は暇を持て余してはバイトに明け暮れていた。

どうせ暇つぶしのバイトなので、休んでしばらく実家で過すことにした。
用事を見つけては、叔母と接する時間を増やすようにした。

買い物に行くときや、遠方に用事があるときは家の車をかりて一緒に出かけた。

話題は、東京での平凡な学生生活の話が多かった。
これといった目的も無く入った大学生活は、平凡で退屈な毎日だった。

むしろアルバイトで経験する話の方が、面白いことが多かった。
私の話に耳を傾けてくれる叔母の顔に、少しずつ笑顔が戻ってきた。

母も叔母の元気な姿に安心したようで、私に感謝の言葉をかけてくれた。
3月の終わりごろ、叔母の家の掃除と、庭木の手入れを兼ねて一緒にでかけた。

叔母の住む家の山間部には、ちょうど桜が咲き始めていた。

ちょうど五分咲きといったところだった。
桜を見る寂しげな叔母の横顔をみると、私まで悲しくなってきた。

桜の咲き始めるころには、ご主人と鶯の泣く声を聞きながら、山歩きを楽しんだそうだ。
日頃の庭木の手入れが行き届いていたせいか、意外に早く終わった。

時間は十分あったので、一緒に山歩きをすることになった。
お腹がすいたので時計を見ると、ちょうど昼時の時間だった。

家の冷蔵庫には、冷凍食品意外ほとんど空の状態だった。
家には少しの缶詰と米しかなかった。

とりあえず、ご飯を炊いて弁当をつくることになった。
もちろん叔母の手作りである。

海苔巻きおにぎりに少しのおかずだった。
山歩きには十分な弁当だった。

二人分の弁当と水筒を持って、山桜の咲き乱れる山を目指した。
途中数人の方々に出会った。

ほとんど高齢の方々で、既にリタイヤされて時間に余裕のある方のようだ。
時を惜しむかのように、桜の花をカメラにおさめていた。

少し登った山間の大きな桜の木の下に、ちょうど休憩できるスペースがあった。
桜の木の下で食べる弁当は、桜の花と山の空気が、質素な弁当をより美味してくれた。

食事を終えて、桜を求めて山間部を歩くうち、急に空模様が怪しくなってきた。
遠くに稲光が見えはじめると、ぽつりぽつりと、雨が降ってきた。

雨脚がひどくなるにつれ、落雷の音が近づいてきた。

引き返そうにも引き返せない距離に迷っていると、叔母が避難場所の話をした。
ご主人と山歩きをしてるとき、一度だけその洞窟に連れて行ってもらったことを思い出したといった。

今は戦争を経験した高齢者の者しか知らない洞窟だそうで、戦時中は防空壕として使われていたそうだ。
主人のお父さんが戦時中は、洞窟に避難していたことを聞いていたそうだ。

この山間部には、人の手で作られた避難場所ようの洞窟が点在するそうだ。
今では、地元の人ですらその存在を知らないそうだ。

たしかにこの近くにあったはずだで、大きな桜の木が目印だと言った。
叔母が話した洞窟は、大きな桜の木がある山の斜面にあった。

外からの、入り口は視界から完全に隠れていた。

山間部特有の急激な気温の変化は、二人の体温を容赦なく奪っていった。
ずぶ濡れになった二人は、とりあえずは雨が止むまで雨宿りすることにした。

洞窟の中に入ると、濡れた衣服を透して体温を、さらに体力をも奪っていった。
寒さに震える叔母の姿を見ると、何とかしなければと焦る気持ちが空回りするばかりだった。

洞窟の暗闇にようやく目がなれてきた。
洞窟の奥にうず高く積まれたカヤを見つけた。

積み重ねられた隅に、破れかかった毛布と、古びた寝袋らしきものがあった。
時間と共に、濡れた衣服に更に二人の体温は奪われていった。

この追い詰められた状況のなかで、体を温める方法をいろいろ考えた。
山や海などで遭難したときによくある映画のシーンを思い出した。

重ねたカヤをクッション代わりに敷き詰めて、古びた寝袋の中に毛布らしき物を敷き詰めて二人分の寝床をつくった。

私は寒さに震えながら、すべての衣服を脱ぎ捨て、手早く一枚のタオルで体の水気をふきとった。
一人用の寝袋の中で、出来るだけ大きく開いて叔母が入るのを待った。

叔母は暗闇の中の片隅でためらいながらも、衣服を脱ぎ捨て残りのタオルで体の水気を拭き取った。

恥ずかしさより、冷え切ったからだの体温を回復させるのが先決だと判断した叔母は寝袋の隅に、震えながら静かに体を横たえた。
寄せ合った背中に感じる叔母の体温は、氷のように冷たく感じた。

背中あわせの体温の回復は、時間がたってもあまり効果はなかった。

二人が向き合い抱き合うことでしか、体温の回復は望めないのはよく分かっていた。
いまだに二人の間に、理性の壁がたちはだかっていた。

私は拒否されるのを覚悟で、叔母の背中を抱きこむかたちに体勢を変化させた。
全身に尋常でない冷たさを感じた。

両手の手の平で、震える叔母の背中全体を繰り返し擦り続けた。
少しずつではあるが、ようやく背中に温かみを感じるようになった。

耳元から甘酸っぱい叔母の行き息づかいが伝わってきた。
今まで無言であった叔母が小さな声で

「新ちゃん、ごめんね・・・ありがとう・・・」

そして叔母はいきなり体の向きを変えて、私と対面するかたちになった。
小柄な叔母は、私の胸元に顔を伏せたまま、小さな声で抱いてといった。

瞬く間に二人の体温は回復していった。

映画のシーンでしか見たことがなかったこの経験が嘘ではなかったことに感動した。
顔が火照り心臓の高鳴りと共に、抱き合う体に別の心地よい感触が感じられた。

叔母の小ぶりではあるが、かたちの整った乳房の感触、柔らかで女性特有の香り立つ体に思わず私の体の中心部に変化がおきた。
叔母に気づかれるのが恥ずかしかった。

狭い寝袋で抱き合う叔母には、その変化はすぐに気づかれた。
叔母は、体勢を変えるわけでもなく目を閉じたまま無言だった。

体の血液のすべてがそこに集中したかのように、その熱源は叔母の体を熱くした。
叔母は体勢を整えるように、ゆっくりと仰向けになった。

火照った顔でじっと見つめる叔母の眼差しの意味が、そのときの私には理解できなかった。

叔母は私の右手を胸元に抱きかかえるように、そっと下半身の中心部に導き入れた。
遠慮がちに開かれた叔母の中心部は熱く汗ばんでいた。

熱く膨張した熱源を叔母の片方の手のひらが、その大きさを確かめるかのようにゆっくり往復していた。

無言のまま叔母の両手が私の首筋に巻きつくように私を導いた。

導かれるまま叔母の上に重なりながら、開かれた下半身に腰を入れるが、汗ばんだ中心部にそれ以上進むことが出来なかった。
痛がる叔母の口から、意外な言葉が返ってきた。

「私は主人がはじめての人だったの・・・男の人は主人しか知らないの・・・主人以外の男の人の物を、触るのも、見るのも、今日が初めてだったの・・・初めて手の平で触れたとき、どくどくと熱く波打つ感触と大きさに、別の生き物ではないかと驚いて怖くなったわ」

それを聞いたとき、自分の今までの数少ない経験では、一つになるのは無理だと思った。
しかし、二度とこんなチャンスは来ないだろうと思う気持ちが、私を奮い立たせた。

幸いにも、期待と恐れと思いやりが入り混じった、叔母の言葉に救われる思いがした。

「私は大丈夫よ・・・遠慮しないで・・・新ちゃんのこと大好きだから・・・」

叔母の協力で、二度三度と悪戦苦闘するうち、ようやく入り口にたどり着いた。
入り口は、私の熱く波打つ先走り汁と熱が伝わり、更に熱く湿り気を浴びた。

大きく開いた叔母の中心部に、ためらうことなく腰を進めた。
そこはあまりに狭く、めりめりと引き裂くような熱い感触が、鋭い快感となって伝わってきた。

子供を生んだ経験のない叔母にとっては、予想できない痛みかもしれないと思った。
全体の半分がようやく収まった。

痛みに耐えながらも、健気に今のすべてを受け入れようとする叔母の姿態に思わず大きく腰を進めた。
髪を振り乱し、額に汗を滲ませながら、目に涙を浮かべ苦痛に耐え忍ぶ体を力いっぱい抱きしめた

小刻みに震える女性の体を、これほどまでに愛おしく思ったことがあっただろうか?
叔母の体から少しずつ緊張がとれてきたのを感じた。

叔母の中に納まったままのそれは、緊張した状態を維持し続けていた。
耳元で叔母の今の気持ちと、これから思い望む自分の気持ちを聞いてみた。

「新ちゃん・・・少し出血してるかもしれないけど・・・大丈夫よ・・・ゆっくり優しくしてね・・・大丈夫よ・・・大好きよ・・・」

叔母の中に納まったままのそれは、時間の経過と共に馴染み、また心にも余裕が感じられた。
もしかしたら気づかぬうちに、射精してしまったのではないかと思うほど余裕を感じた。

少しだけゆっくり出し入れをして、叔母の反応をうかがった。

私の心配とは裏腹に、何かを期待するかのように、心臓の鼓動が激しく伝わってきた。
私の動きに重なるように、叔母の肢体が小さく揺れだした。

背中を抱きしめる叔母の手が、落ち着きなく動き回り、時折訪れる未知の快感に戸惑いながらも、それを打ち消すためか私の背中に爪をたてて動きを止めた。

叔母の火照った頬の温かみをを感じながら、初めて叔母の喘ぎ声を聞くことができた。

二人の動きにに合わせるかのように、こすれあう熱い粘膜から小さな音がし始めた。
叔母の腰の動きを敢えて無視するかのように、奥まで届くように激しく腰を打ちつけた。

喘ぎが叫び声に変わるのに時間はかからなかった

私の胸元で、なりふり構わず髪を振り乱し、背中を大きくそらして全身を震わせながら、泣き叫び叔母の姿があった。

叔母の中、奥深くとめどなく送り込まれる精液に、コントロールできなくなった肢体の
痺れと震えがしばらく続いた。

上気した叔母の生々しい顔には、焦点を完全に見失って恍惚のなかをさまよう別の女の顔があった。
正気に戻った叔母の口から意外な言葉が返ってきた。

「新ちゃんありがとう・・・セックスがこんなにすごいとは・・・主人のときはなにかが物足りない気がしてたの・・・こんなに深い喜びがあったなんて・・・初めて女に生まれたよかったと思ったわ・・・気が遠のきながら、もう死んでもいいと思ったわ」

御主人しか知らなかった叔母が、女としてはじめて知った快感はなんだったのだろうか?

女でなくなる年齢に近づいたときに、あえて禁断の快感を知ったのはどういった意味があったのだろうか?
いつの間にか外は雨も止み、山々は静寂な暗闇に包まれていた。

足早に自宅を目指して歩いた。
叔母の家に着くと、すぐに母に電話を掛けて事情を話した。

叔母は母と電話を代わり、安全のためにも今日はここに泊まるように話を進めてくれた。
叔母の用意した着替えをもって、風呂の沸くのを待ちわびた。

時計を見ると既に10時を回っていた。

湯船の中では、今しがた二人の間に起きた情景が遠い昔の出来事のように思われた。
叔母がありきたりの食材で遅い夕食を作ってくれた。

台所から立ちのぼる食べ物の匂いに、忘れていた空腹感が急激に襲ってきた。
貪るように食べる姿に、叔母はあきれたように、いつもの優しい笑顔で言った。

「若いっていいわね・・・うらやましいわ・・・」

食欲を満たした私は、ソファーに寝転んでなんとなくテレビの深夜番組をみていた。
うつろうつろに船を漕ぐ私を見ながら、隣の部屋に寝床の用意をしてくれた。

ふかふかの寝床の心地よさと山歩きの疲れからか、知らぬ間に寝入っていた。

夢心地のなかで、遠くに聞こえる水音にふと目が覚めた。
食事の後片付けを終えた叔母が、風呂を使う水の音だった。

水の音に誘われるように、入浴する叔母の裸の姿が浮かんできた。

洞窟の中の、二人の艶めかしい行為が甦ってきた。
奇妙な焦燥感に襲われながら、感情の高ぶりを覚えた。

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